簿記とは?

これから、簿記3級というよりは、簿記のさわりだけ、こんな感じだよっていう概念的なこと、イメージを書きます。簿記を学習する前の参考にでもなればと思います。

イメージの簿記

簿記は、帳簿記入の略といわれています。

商売は儲けることを目的に営まれています。簿記はその様々な営業取引から得た儲けを知るために、簿記の技術が必要になります。簿記は帳簿をつけるための技術ということです。

簿記の技術は、企業の経理担当者には必要不可欠な技術であることはあたりまえで、簿記から作成された財務書類(貸借対照表、損益計算書など)を見て、経営者が今後の会社経営の判断材料にしたり、また、銀行や取引先が、この会社は倒産の危険性がないか?安全か?と判断をしたりするための意思決定のツールとしても使われます。

少し大げさですが、みなさんは気付いていないだけで、簿記の技術には、すくなからず何らかの形で関わっていると思います。それだけ社会に深く根ざした重要な技術の1つです。

英語やコンピュータ技術などのように、社会人は簿記の知識がないと仕事ができない!という時代がそのうちくるかもしれません。

少しおおげさに書いてしまいましたが、簿記は決算書を作るための技術なんだ!ということだけ、とりあえず覚えておけばいいと思います。